私たちの住む日本という国は資本主義の国です。このルールの中で仕事をしていく人はいくつかの種類に分けられます。あなたならどのタイプになるのか。自分に合うタイプを考えてみましょう!
まず、もしあなたが魚を取る漁師だったら・・・魚を取って儲けるためにどんな漁師になるのかイメージしてください。その後下の方を読み進めてみてくださいね!
儲からない漁師
先ずは儲からない漁師について話をしていきます。
儲からない漁師とは・・・自分では何も考えず、他人に指示をされた通りに仕事をする漁師です。
この漁師はあくまで労働力といしてしかみなされませんので、もし更に安いお金で雇える人がいればその人に仕事を奪われてしまいます。
先ずはこの漁師にはならないことが大事ですね!
とれた魚を他の場所に運んで売ることができる漁師
一つ目の漁師はとれた魚を他の場所に運んで売ることができる漁師です。(トレーダー)
例えば、陸に水揚げした魚を海から遠い山の上の町に届けることができれば、その町の人にとっては魚は貴重なため、高値で販売できたり、山の上の町でした手に入らない商品と物々交換することも可能です。
ものを運ぶ体力や根気が必要になりますが、需要があるところに魚を届けるというひと手間をかけているため、生き残る道はあります。
たくさんの魚を取るスキルを持っている漁師
二つ目の漁師はたくさんの魚を取るスキルを持っている漁師です。(エキスパート)
通常、普通の漁師だと10匹しか取れない時に20匹魚を取ることができれば売り上げは二倍になります。他にも他の人が知らない場所があってそこで漁をすればほとんどの漁師が取れない魚や貝が簡単に取れるというのも当てはまります。
ここまでの二つのスキルはイメージがしやすい漁師かなと思います。
高く売れる魚を作り出すことができた漁師
三つ目の漁師は高く売れる魚を作り出すことができた漁師です。(マーケター)
例えば他の漁師がもういらない魚だといって捨てている魚があるとします。この漁師はその魚に目をつけて、「そのままでは食べられないだけど、このような調理方法を活用することで美味しく食べれる」ということを発見し、それを市場に提案しました。もしこれが受け入れられたらもともといらないタダ同然の魚だったので、大きな利益をこの漁師にもたらすことになります。
これは魚だけでなく、肉のホルモンについても同様のことがありました。牛や豚のホルモンは食べないものとして廃棄されていましたが、最近はホルモンがみそ漬けなどになって実際に焼肉屋で食べられています。みそ漬けなどでしっかり味付けをすることでひと手間を加え販売する。これも同じ考え方ですね。
魚を取る新たな仕組みを作り出す漁師
四つ目の漁師は魚を取る新たな仕組みを作り出す漁師です。(イノベーター)
他の漁師はみな釣り竿を持ち、一本釣りをしているとします。その中で漁船を使って大きな定置網を設置することができれば、効率的に魚を回収することができます。このように大きくやり方をかえ、仕組みを作り出せる漁師が該当します。
他にも、生きている餌でなく、疑似餌(ルアー)を活用することもイノベーターの考え方だと言えます
まとめ
今回は漁師を対象に、仕事の仕方について紹介しました。もう少しまとめると以下のようになります。
- トレーダー ・・商品を遠くに運んで売ることができる人
- エキスパート・・自分の専門性を高めて。高いスキルによって仕事ができる人
- マーケター ・・商品に付加価値をつけて市場に合わせて売ることができる人
- イノベーター・・全く新しい仕組みをイノベーションできる人
これらの内容も含めこれから社会で戦っていく皆さんには是非以下の本を読んで欲しいです。写真に示したように、きちんと武器を持ってから社会に出てください。私も持っていない状態で外にでましたが、なんとかこの本に出会いました。
皆さんの未来に少しでも役に立てば幸いです。
カイリン
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