臭気判定士資格を持つメーカー研究者の技術レポート

メーカー研究者が臭気判定士の資格を取った理由

皆さん、臭気判定士という資格を知っていますでしょうか?この資格は国家資格であり、筆記試験、実技試験を経て資格を得ることができます。この記事では臭気判定士の資格を持つ私が以下の点についてご紹介していきます。

臭気判定士とは?

臭気判定士とは、嗅覚測定法を行うための資格であり、パネルの選定、試料の採取、試験の実施、結果の求め方まで全てを統括する、臭気環境分野で初めての国家資格です。全国で12,000件(令和元年度苦情件数)以上も発生している悪臭苦情を解決するために、工場・事業所からのにおいを測定するのが主な仕事です。

本段落の文は国家資格「臭気判定士」 | 公益社団法人におい・かおり環境協会 (orea.or.jp)より引用させていただいております。

臭気判定士の資格を所有している人はどんな人?

基本的に取得されている方はにおいの分析に従事されているような分析受託会社の方の割合が多いようです。これらの方は実際に業務を行う時に必要ですので、必須ですね。多分会社で資格を促されているのではと思います。

他にもにおい関連の研究をされている大学の先生や学生の方や、自動車メーカーの方、においの分析に必要な分析装置を作っている方も多くいいます。これらの方は本当ににおいの課題で悩まれている方もいますし、分析装置を売り込むために取得されている方もいるかもしれません。

結構幅広い方が取得されていますが、実際に職としてこの資格でお金を稼がれている方は分析サービスを提供している会社の従業員が多い印象です。

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メーカー研究者である私はなぜ資格を取得した

一番の目的は自分を他の同僚と差異化するために取得したということです。私は会社の中で臭気判定士の資格を有しているという優位性を活かし、会社の中で良いポジションを持つことができました。ただし条件があって、潜在的ににおいの課題が会社の中にあり、それを対策する部門が存在しないということです。

臭気判定士の資格を取得したうえでこのポジションをとることで、優位性を持ち、会社で楽しく仕事ができています。勿論資格は弁護士のようにそこで得た知識を活かして、それを生業にして仕事をするのが一番良いです。ただ皆さんが置かれている状況の中で足りないピースを埋める資格があるならば是非狙ってみてください。

特に日本の人は「資格」に弱いです。うまく活用すればあなたの武器になるので、一緒に頑張っていきましょう!!

カイリン

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