2020年に臭気判定士資格を取得したカイリンです。今回は実際に私が行った勉強法をご説明します。皆さんが臭気判定士資格を取るためのお役に立てれば幸いです。今回のポイントはこの三点です。
- 臭気判定技術講習会の受講
- 過去問から解き始め、その後テキストに戻る
- 計算問題は必ず答えられるように一番力を入れる
なお、臭気判定士の概要については以下のページをご確認ください。
国家資格「臭気判定士」 | 公益社団法人におい・かおり環境協会 (orea.or.jp)
臭気判定技術講習会の受講
臭気判定技術講習会とは、におい・かおり環境協会が実施している、臭気判定士資格取得を検討している方向けの勉強会です。以下リンクから確認ください。
臭気判定技術講習会 | 事業活動 | 公益社団法人におい・かおり環境協会 (orea.or.jp)
この講習会では、過去問や最近の出題の傾向などをテキストを交えて講義を受けれます。配布されるテキストは試験に出るポイントが凝縮されており、このテキストを中心に勉強することで短い勉強時間でもポイントを押さえられます。
ただデメリットとして講習の参加費がかかります。全てを受けると80000円かかってしまいます・・・ カイリンの意見としては受講することで効率よく受験できるため、サラリーマンの方は受講するべきかと思います。webで講義は受講可能なため、通勤中にも勉強できます。
過去問から解き始め、その後テキストに戻る
臭気判定士の試験範囲は人体の話もテストに出る嗅覚概論や統計の問題が出る分析統計概論、有機化学、分析化学の知識が必要な悪臭測定概論などがあり、資格取得のためには非常に幅広い知識が必要です。これをそれぞれのテキストから読み込み、一から勉強しているととても多くの時間を要します。
そのため、私は最初に過去問を解くことをお勧めします。最初は全然わからないかもしれませんが、問題になった内容についてテキストに戻って勉強するというやり方の方がより実践的であり、過去問と似た構成の問題が出やすいという現状の傾向から考えてもこちらの方が良いと思います。参考図書は全て辞書的な使い方が理想です。
計算問題は必ず答えられるように一番力を入れる
過去問を一度でも解いた人ならわかると思うのですが、筆記試験問題の最後に構成されている計算問題は配点の割合が高く、合格を目指すには必ず全問正解をしておくべきポイントです。この計算は実際に臭気判定士の資格を持って様々な検査業務をする際に必要なスキルであるため、配点が高と私は推察していますが、いずれにせよこの部分は一番対策すべきポイントです。
幸いこの計算問題は過去問5年分をしっかり解けるようになっておけば、満点近い点を取ることは可能だと思います。
そういう意味では過去問をしっかり解いておくことは必須事項だと考えられます。
いかがだったでしょうか。今回ご紹介したポイントはどれも臭気判定士の資格を取るうえで意識するべきポイントです。
是非効率よく資格を取り、自分のキャリアを高めていきましょう。
カイリン