皆さんは牛肉や豚肉が食べれない未来を考えたことはありますか？世界的な人口増大により、早くて2030年にはタンパク質の需要と供給のバランスが崩れ始めると予測されており、これが世界で起きるタンパク質危機です。その時には今私たちが当たり前に食べている肉は食べれなくなるため、新しい代替肉の開発が進められています。世界ではすでに多くの料理が商品化されています。世界の状況に乗り遅れないように、世界を知り新しい「肉」を食べていきましょう。
世界と日本の兆候(大豆ミート(代替肉)は食べられている？)
欧米では、健康意識の高まり、将来的な食糧危機の回避、地球環境の保護といった視点から、ベジタリアンやヴィーガン志向の拡がりが加速しており、それに伴った代替肉の市場規模活性化しています。
ちなみに食生活で動物由来の成分が含まれる食物を食べない完全菜食主義のことを指すヴィーガンといいます。ちなみに菜食主義はダイエット等の影響だと考えられがちですが、世界的なヴィーガン志向はもっと社会的なものであることが多いです。
具体的には、動物愛護と自然保護などの環境問題が大きな部分を占めています。たとえば、自然保護の視点ならば、食肉用の動物を飼育するために必要な飼料栽培が森林破壊や二酸化炭素の放出を拡大させていると考えられます。少々極端ですが、ハンバーガーを作るのに農地が必要でありそのために森林が削られ、育てられた家畜からは酸性雨の原因となるアンモニアも排出される。つまり、ハンバーガーを食べることが環境破壊へ繋がるという考え方です。
世界では以下の記事のようにヘムという新しいたんぱく質が発現されたことによって、ハンバーガーにも代替肉が使用されており、多くの消費者に食べられています。
日本でも大豆ミート商品は多く開発されています。例えば以下に記載のDAIZ社は非常に魅力的な大豆ミートを開発しており、味の素や三菱ケミカルなど、多くの有名企業も投資しています。
大手のショッピングモール点であるイオンもこの分野に参入しています。日本でも徐々にではありますが植物肉の製品が溢れることが予想されます。
植物肉のレシピ・大豆ミートの紹介
一番有名な料理としてはハンバーグが挙げられます。ハンバーグは植物肉との相性も良く、使用されるケースが非常に多いです。
レシピについてはブイクックさんが詳細を記載されていますので、参考にしてみてください。
他にも本で見て料理したいという方もいらっしゃると思いますので紹介しておきます。
ベジカフェ「Fluunt KOFU」の家庭で楽しむヴィーガンレシピ
卵・乳製品・白砂糖をつかわない やさしいヴィーガン焼き菓子
お菓子や様々な料理で実際に活用されていることがこれらの本からも勉強できます。
調理済の植物肉を食べてみよう
色んなレシピなどの紹介をしてきましたが、正直自分で作るのはめんどくさい・・・
そう考えている方にはすでに調理済の商品を購入して先ずは食べてみるのはいかがでしょうか。
例えば以下のような商品があります。味の素さんのような大手食品メーカーが手掛けていますので、今後更に調理済の商品が増えていくことが期待されます。
1食108kcal～。野菜の旨味を追求して誕生したオーガニックなヴィーガンレトルト料理
まとめ
いかがでしたでしょうか。大豆ミートのような植物肉は今世界で先に浸透しており、これから日本で広まっていくことが予想されます。ダイエット目的でも、世界の環境問題に貢献する目的でも活用できる大豆ミートを皆さんも一度試してみてください。
世界の流行に一緒に乗っていきましょう！！
カイリン